円道寺
曹洞宗のお経

摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経)
まかはんにゃはらみったしんぎょう(はんにゃしんぎょう)

大悲心陀羅尼
だいひしんだらに

◉は鈴を叩くところ、●は鈴をりん棒で押さえるところです。

最初の一行(お経のタイトル)は「呼経(こきょう)」といって、複数人でお経を読む場合は1人だけお唱えします。

お経の後の文言は「回向(えこう)」といいます。
般若心経の後の文言(上来摩訶般若...で始まる文)は、「般若心経をお唱えした功徳をお釈迦さま、高祖さま・太祖さまに捧げ、その教えをより素晴らしいものとします。この教えにより、全ての命が救われ、 皆の心にある智慧の種が花開きますように」という意味です。

大悲心陀羅尼の後の文言(仰ぎ冀くは...で始まると文)は、「大悲心陀羅尼をお唱えした功徳が○○○○(戒名)、○○家の先祖のためになりますように。無知ゆえの長い年月のモヤモヤが晴れ、素晴らしい智慧を得て、悟りを開けるようお願い致します」という意味です。