日本の仏教には、いろいろな宗派がありますが、その中で曹洞宗に特徴的なのが、お釈迦さまより相続されてきた正伝(しょうでん)の仏法を守っているということです。
お釈迦さま(空想上の人物ではありません。本当にいらっしゃいました)には弟子がいて、その弟子にはまた弟子がいて、そしてその弟子にはまたその弟子が...というように、今日までずっと続き、私たちまで繋がっています。
その繋がりの中には、「ダルマさん」愛称で有名な菩提達磨大和尚や、日本の曹洞宗を開いた道元禅師もおられます。
これが正伝の仏法で、観念的な事ではなく、弟子→弟子→弟子の関係が、血脈(けちみゃく)という紙にきちんと書かれています。
葬儀式の中で故人は血脈の繋がりの中に加わることを事を許され、仏の弟子となります。これを「受戒」といい、葬儀の最も大切な意義です。
受戒を行うと、仏の弟子としての名前をいただきます。これが「戒名(かいみょう)」です。
本来受戒は、生前の「仏教徒になろう」と思ったときに行い、戒名もそのときにもらうべきものですが、現在ではそのような機会を持てる人は少なく、亡くなってから葬儀式でもらうことがほとんどです。




